2009 ロケットガール養成講座
ロケットガール養成講座とは
 
募集概要
 
企画コンセプト
 
スケジュール
 
企画コンセプト

本企画は「ロケットガール養成講座」が平成18年度文部科学省「女子中高生理系進路選択支援事業」として採択されて以来、秋田大学の特色ある教育事業として女子高校生を対象に毎年実施していましたが、平成20年度からは「ロケットガール&ボーイ養成講座」として全高校生を対象に秋田大学、東京工業大学、和歌山大学の三大学で連携して実施しています。

<理工系を取り巻く現状>
 
国土が狭く資源にも乏しい日本は科学技術創造立国を掲げていますが、その基盤となる人材育成には大きな問題を抱えています。先に経済協力開発機構(OECD)が実施した世界57カ国・地域の15歳を対象とした国際学習到達度調査(PISA 2006)によると、学力は概ね横這いであるものの、科学への興味・関心が57カ国中最低であることが判明しています。また、1992年度に67万人いた工学系志願者が2005年度には38万人に減少するなど、「理科離れ」が顕著となっています。
 一方、東京都が実施した「学習に関する意識調査」(H18)によると、理科が楽しい、分かるとした者は小学5年生でそれぞれ85%、88%、中学2年生で66%、61%であり、その理由として「自分で調べたり考えたり体験する授業」「観察や実験の後にまとめをする授業」をあげています。このことから小中学校の段階では実験等体験的な学習が理科教育では重要であることが分かります。しかしながら、高校では大学受験対策が優先され、実験等の時間のかかるものは敬遠される傾向が強く、理工系への関心を十分持てるようなカリキュラムとはなっていません。
 このように深刻化する「理科離れ」に対し早期に対策を行い、理工系人材育成を進めることが重要な課題となっており、これらの対策として、大学、学会、地方自治体、一般企業等による各種の理科教室やものづくり教室等が全国で開催されるようになってきました。しかし、そのほとんどが小中学生を対象としたものであり、将来の進路選択をする大切な時期にある高校生を対象としたプログラムは少ないのが現状です。また、日本の学校教育の特徴は、知識の習得を主眼とする教育が中心で、それを活用する実践的な教育が不足しており、生徒が主体性を持って学んでいないという点です。これは小学校から大学まで日本の学校教育に共通した問題点であるといえましょう。

<講座の教育理念>
 上記の問題点を克服する方法として「プロジェクト遂行型実践教育」を提唱しています。これは単なる実験や工作ではなく、高度なプロジェクトを達成するためにはどうすればよいか、生徒自身が問題点を発見し仲間と協力して問題解決に挑むことにより、計画力、問題発見・解決能力、コミュニケーション能力等のプロジェクト遂行力を育成し、理工系の楽しさ、すばらしさを実感して科学や工学への興味・関心を促進しようとするものです。これを実現するための具体的なテーマとして、本講座ではハイブリッドロケットの製作・打上プロジェクトを実践します。

ロケットガール養成講座とは募集概要企画コンセプトスケジュールお問合せ 秋田大学工学資源学部ものづくり創造工学センター
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